ルセットバル

企業名	ルセットバル
業界	飲食サービス業
制作期間	2017年1月～2017年4月

熊本県合志市と菊陽町の境目にある『街角ワイン食堂ルセットバル』さまは、村上さんご夫婦が経営するカジュアルな雰囲気でワインを楽しめる洋食店です。recette（ルセット）はフランス語で「レシピ」、bar（バル）はスペイン語で「バー」を意味します。料理はすべてオーナーシェフである村上さんの手作りで、ムール貝の白ワイン蒸し、パエリア、サルシッチャなど、ワインに合う様々な国の料理を楽しむことができます。

ルセットバルさまの周辺には中華料理、居酒屋、ラーメン屋など多くの飲食店が存在しますが、売り上げが落ちることなく安定した経営を続けられています。

そういった点も含めて、ホームページを新規制作するに至った経緯やその後の変化についてお話を伺いました。

※このインタビューは、2024年12月に行われました。

聞き手：旗印株式会社　
代表取締役 岡本 明

ご利用サービス：ホームページ新規制作、ホームページ運用

ルセットバル様のご紹介

ルセットバルを始めることになった経緯を教えていただけますか

村上シェフ：以前は東京でカメラマンをやっていました。専門学校を卒業してから、料理写真をメインに全国で撮影していて、10年ほどフリーのカメラマンとして活動していました。

その後熊本に戻り、観光業に勤めました。そこはお土産屋さんの２階でレストランもやっていて、3年間料理長を任せていただくことになりました。昔から料理は好きだったんですよ、母が旅館を営んでいてその影響で小さいころから厨房で手伝いなどもしていましたから。

観光で来られる方向けに料理を作るので、何でも作りました。バイキング、お弁当、大晦日には年越し蕎麦など、それが数もすごいんですよね500食とか。

そういったことも経験したので、自分でもできるんじゃないかと思っていたんですよね。それで料理長をしているときにワインに出会ってワインにのめり込んで、自分で美味しいワインが飲めるお店を出したいなと思い、58歳でルセットバルをはじめました。

あらためて振り返ってみると、ずっと料理というものが傍らにあって、なるべくしてなったなという感じです。

ルセットバルの特徴や料理・ワインのこだわりについて教えてください

村上シェフ：基本的には、ワインに合う料理を出しています。ラムチョップの炭火焼きや、タコのマリネ、ネギ黒胡椒のピザなどが人気です。料理は、フレンチやイタリアン、台湾料理など、ジャンルにこだわらず「美味しいと思ったもの」を自由に作っています。

また、締めのカレーも好評です。特にワイン好きなお客様には、軽いおつまみやコース料理を楽しんでもらえるよう工夫しています。初めてのお客様が迷った時には「お任せの前菜盛り合わせ」をおすすめしていて、季節感を取り入れつつ、色んな味を楽しんでいただける内容にしています。

由美子さん：私はホールを担当していますが、お客様と会話をしながら料理やワインのペアリングを提案するのが好きです。お客様が「美味しい」と言ってくださる瞬間が一番嬉しいですね。

ホームページの効果

ホームページができて効果など何か実感はありますか？？

村上シェフ：店を始めて6年目くらいまではエキサイトブログで毎日のように情報発信していました。ただ、使いづらかったのでどうにかしたいなと思っていたんですよね。熊本地震後に補助金があることを知ったので、それを機にホームページを作ろうと思いました。

由美子さん：実際にホームページを作ったことで、「ホームページを見ました」というお客様が増えました。特に予約の電話が増えて、店のことを事前に理解して来てくださるので本当に助かっています。

村上シェフ：商工会の方に『飲食店はオープンの時の売り上げから上がることはないですよ。』と言われていたのですが、ウチはありがたいことにずっと下がることはなく横ばいです。コロナ禍のときもお陰さまで下がることはありませんでした。あの時はランチのテイクアウトやオードブルをホームページで注文を受けられたことが本当に大きかったですね。

由美子さん：Googleマップや口コミなどにも対応してもらい、口コミにカレーのことを書いてくださるお客様がいらっしゃって、それを見た他のお客様が締めにカレーを頼まれるのがおもしろいです。

お客様へのメッセージ

最後にお客様に向けてメッセージなどありましたらお願いします。

由美子さん：最近は若い方があまり飲まれないから寂しいですね。飲んだら楽しいというのを知ってほしいなと思います。

村上シェフ：これからも美味しいワインを探して提供していきたいと思います。みなさん、一緒に飲みましょう！（笑）

ルセットバル